小さい子ども達が学ぶところでは、感動する心や驚く心、発見する心を育てることが肝要です。このことが、勉強への意欲(motivation)になるからです。小さい時から、本物にふれる、実物から学ぶということを大切に学習を進めています。また、この知識(knowledge)に人生を生きる知恵(wisdom)が加わらなければなりません。知恵は人との関係の中での経験によって得られるものであり、「愛に裏打ちされて、本当に重要なことを見分けられる」力なのです。知識に知恵と愛と心とを加え、将来人の役に立つ大きな人になるよう学びの時を大切にしています。


 キリスト教教育

  捜真小学校では毎朝の礼拝で1日が始まります。神様を賛美し、聖書の言葉に耳を傾け、心を一つにお祈りを捧げることは、捜真小学校で最も大切にしていることです。

「このように苦労して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与える方が幸いである』と言われたみことばを思い出すべきことを、わたしは、万事につけ、あなた方に示してきたのです。」使徒言行録20章35節

捜真小学校では、このような聖書のおすすめに従って、月に一度「献金の日」をもうけています。献金は、学年礼拝の中で神様におささげします。ささげられた献金は、教会をつくり福音を伝えるために、世界の貧困の中にある人々への援助のために、そして、心身に障がいをお持ちの方々のために使われます。私たちをいつも守り導いて下さる神様に心から感謝し、その心を周りの人々と分かち合っていけたらと願っています、神様の平和が実現されますよう、祈りつつささげて参りましょう。

また、「ワールドビジョンチャイルドスポンサーシップ」に参加し、各学年がスポンサーとなり、アジア、アフリカ、中南米の子どもたちの教育と地域の自立のために、献金の一部が用いられています。
ワールドビジョン・ジャパンHP→http://www.worldvision.jp/
毎月の献金からその10パーセントを、東日本大震災による被災者支援の為に用いています。

2016年  
4月11日(月) イースター礼拝
5月11日(水) 母の日礼拝
 2年生から6年生までの代表の児童が作文を朗読します。
5月18日(水) ペンテコステ礼拝
6月 2日(水) 横浜大空襲を覚えて(3校時上学年・4校時下学年)
 
今年は元歯科校医で捜真女学校卒業生の赤星ミチ子先生にお話をうかがいます。
6月 9日(木) 花の日礼拝
 日ごろお世話になっている校医の先生や近隣の方々にお花をお届けます。
7月 6日(水) 平和を祈る礼拝
 1年生から6年生までの代表の児童が作文を朗読します。
7月 8日(金) 聖坂養護学校との交流を覚えて
 3年生が聖坂養護学校との交流を感謝して礼拝をお捧げし、代表の児童が作文を朗読します。 
10月 3日(月) 創立記念礼拝
11月16日(水) 感謝祭礼拝
 野菜や果物をお捧げし、神様からの恵みを感謝いたします。放課後には地の塩会会長と奉仕委員が、聖坂養護学校とハマノ愛生園にお届けします。

聖坂養護学校との交流礼拝
 3年生が聖坂養護学校のお友達と交流会をし、全校でご一緒に礼拝の時を持ちます。
11月28日(月) 第1アドヴェント礼拝
12月 5日(月) 第2アドヴェント礼拝
12月12日(月) 第3アドヴェント礼拝
12月21日(月) クリスマス礼拝
 1年生はページェント(降誕劇)をお捧げします。
1月23日(月) カンヴァース記念礼拝
3月 1日(水) レントの礼拝


魅力ある授業をめざして

 クラス担任教諭による指導と専科担当教諭による指導をバランスよく組み合わせ、子ども達の安心した学習と、興味・関心の深まりに配慮しています。また、情操教育に力を入れ、音楽・造形の学習時間を十分に確保しています。


国語 大矢 恵子 教諭(学級担任)
 5年生の国語の授業での1コマです。「鶏口となるも牛後と成るなかれ」=「大きな団体で人の後についているよりも、小さな団体でも頭(かしら)になるほうがよい。」ということわざを学習していたときのこと。ある男の子が、「先生、違うよ!僕、サッカーやっているけど、上のチームに無理にでも入って鍛えてもらった方が絶対上手になる。だから小さいチームのトップより、一番下でも大きいチームが良いよ。」
 なるほど。その男の子は本当にサッカーがうまくみんなも一目をおく存在でした。すると女の子が「でも、自然教室で班を任せられて、リーダーになる経験は大切。そうやって全体を見るようになるのでは?」
 なるほど。そしてしばしの意見交換タイムとなりました。ことわざの学習がただの机上のものではなく、自分の経験に照らし合わせたものとなる、この時に知識は自分のものとなる、そう感じた時でした。
  国語の授業では、たくさんの意見を出し合い、また聞きあい、話し合う中で、互いに成長しながら学習を進めていきたいと思っています。捜真小では、各学年で、①話すこと ②聞くこと ③書くこと(作文・日記) ④読むこと  ⑤習字 ⑥文字 ⑦文および文章構成 という7つの観点を定め、子どもたちの成長に合わせ学習を進めています。毛筆学習は2年生から始まります。そのほかにも、落語や狂言、人形劇などの芸術鑑賞会や「横浜大空襲を覚えて」「戦争文学を読む」などの平和学習を行っています。また、全学年で図書室利用の時間を国語の授業数より週1時間設け、読書指導に力を入れています。専任の司書が図書室に常におり、子どもたちの読書をサポートしています。

算数 佐山 彰浩 教諭(学級担任)
 「わかった!」と文字通りひざを打つ子や、「さんすうはにがて〜」と言いながらも、かたちあそびや算数クイズで目を輝かせている子。子どもたち一人ひとりに、算数の世界を楽しんでもらおうと、電子黒板を使いながら授業を進めています。ひとつの問題にみんなでアイディアを出し合いながら取り組んだり、実験やアニメーションを通して、考える力の土台となる「基礎基本」をしっかりと身に着けてほしいと願っています。
 捜真小の算数は、教科書を基にしながら学習を進め、6年生2学期までに小学校の全単元を修了します。そのため、次の学年の学習を先取りしながら進みます。その後は、入試問題や発展問題に取り組みながら、「数学」へとつながる力をつけていきます。
 1年生の計算タイルや3年生の重さ実験器、パターンブロックに立体模型など、さまざまな道具や教材を使いながら、目で見て、触れて、考えて、算数の楽しさを感じてほしいと思います。

理科 重久 靖恵 教諭(理科専科)
 3年生から始まる「理科」の授業。今どきの知識のいっぱいある子どもたちにも、驚きや不思議を実感してもらえるように、できるだけ実験・観察を取り入れ、楽しい「理科」を目指しています。
 3・4年生では、校内にあるたくさんの自然から、植物や昆虫の様子を中心に、間近に観察をしながら学習を進めていきます。ときには、実際に野菜作りをプロの方に教わりながら、おいしく食べるまで育てていきます。
また教材園やベタニアガーデンではたくさんの昆虫に接する機会があります。ちょっぴり苦手な子どもたちも班の友達と協力しながら、体験を通して理解を深めていくことができます。
 5年生になると学習の場は校外へも広がり、観音崎への臨海実習へ毎年行きます。ここでは磯での観察を中心に、海藻の標本作りなど学芸員の方たちの指導のもと行うことができます。
 6年生では、毎年子どもたちが楽しみにしている、原石から木づちとドライバーを使って「化石」を発掘する授業があります。また校外から講師をお招きして、楽しい実験を中心にした、実感のもてる講義を受けることができます。
 このようにたくさんの経験を通して、実際に「理科」の楽しさを感じる中から科学的な思考が育つように望んでいます。

社会 杉山望 教諭(学級担任)
 国会議事堂や最高裁判所、小田原提灯作りや製鉄所などの校外学習をはじめ、本物に触れる経験を大切にしています。その中で、知識を生きたものとし、社会を見る目を養ってほしいと願っています。
 また、子どもの抱く疑問を大切にしつつ、「○○地方のおさえどころ」「捜真の歴史」などのオリジナル教材により、理解を深める授業を目指しています。そのほか調べ学習やグループ新聞作りを通して、学年の段階に応じた資料を読み取り活用する力、学習の成果を表現する力を育てます。
 そうした社会科の学習を通して、こだわりを持って追求し情報を活用する中で、自分の考えが持てる子どもになってほしいと、私自身願っています。

体育  伊藤 公大 教諭 (体育専科)
 捜真小学校では、週2時間の担任体育(5、6年生は週1時間)と週1時間の専科体育(5、6年生は週2時間)により、十分な運動量を確保し、心身の健康、体力の向上を図っています。単に技術や成果を追い求めるのではなく、個々に応じた体力づくりを目指しています。また、苦手なことにも挑戦していく気持ちも身につけていってほしいと思います。その中で、自分の力を伸ばし、もっとがんばろうという気持ちを持って子どもたちが取り組んでいる姿が印象的です。
 グラウンドでの陸上競技や、アスレチックや鉄棒を使った運動、ソフトボールやサッカー、タグラグビーなどのチームスポーツ、体育館での跳び箱やマット運動など、さまざまな種目や運動を取り入れ、1年生から6年生まで、楽しんで体を動かしてほしいと願っています。また、室内温水プールでの水泳学習では、担任、体育教員、横浜市水泳協会コーチにより、泳力に合わせたグループ毎の指導を行っています。

音楽 堀田 よしみ 教諭 (音楽専科)
 音楽の授業は、全学年専科教員が担当しています。1、2年生では、鍵盤ハーモニカやミュージックベルを使って演奏する楽しさを感じたり、友達と声を合わせて歌う楽しさを感じてほしいと思っています。手作りマラカスを使ってリズムや音符の学習をしたり、2年生の終わりには音楽劇を発表します。心と体で音楽を感じられるような授業を目指しています。
 3年生からはリコーダーだけでなく、器楽やトーンチャイムなどさまざまな楽器に挑戦します。また、和楽器(箏)を体験したり、チャペルのパイプオルガンで礼拝の奏楽を子どもたちがご奉仕することができます。そのほかにも、音楽鑑賞会ではゲストをお招きして本物の音楽に触れる機会を持ち、音楽発表会では毎年1〜6年生で全校合奏を行うなど、6年間を通じて、音楽に親しんでほしいと思っています。

造形 牧野 伸英 教諭(造形専科)
 造形(図画工作)の時間は、子どもたちの創造力や表現力が花開くときです。子どもたちの、明るくのびのびとした作品が廊下に飾られると、学校が色鮮やかになります。3〜6年生は専門家の指導で学習していきます。絵画は、日本美術院院友の牧野伸英、立体は沖田千佳子先生です。一人ひとりの個性を尊重しながら、水彩画や墨絵、ステンドグラスの制作や木工作などに取り組み、卒業時には全員で卒業制作を行います。  
牧野伸英のギャラリー→http://www007.upp.so-net.ne.jp/makino/

『きょう、ぞうけいのじかんに、おうちをつくりました。わたしは、花やさんをつくりました。おりがみは花やさんの花になったり、きれやわたはまくらやベッドになりました。キラキラのおりがみは、かがみになりました。わたしがそうぞうしている花やさんは、こまったさんのすんでいるでいるおうちにあるようなかわいくて、いろんな花があってきれいな色の花がうっているような花やさんです。だからそんないえになったらいいなと思っています。』(1年生の作文より)

ベタニヤタイム
 1、2年生の生活科の内容にとどまらず、より子ども達の興味・関心に基づいた学習が展開されることを目指している時間です。学級園にある田んぼでお米作りをしたり、ベタニヤガーデンで虫や植物を見つけたりと、、子どもたちの目が輝く時間です。

総合的な学習の時間
 子ども達の身近な興味・関心からスタートして、調べ学習や体験学習が進められています。その中で、「自己受容」「共に生きる喜び」「学ぶ楽しさ」「作り上げること」「生きる力」を子ども達と教師が一緒に学び合うことを目指しています。国語や社会などの教科の発展的な活動を行うこともあります。 聖坂養護学校との交流、韓国の教会との交流、演劇活動、放送体験クラブ、いのちの学びなどを通して、子どもたちが主体的に学びながら、生き生きと活動をしています。

バイブルランド
 宣教師のジョン・ベル先生と歌やゲームでのふれあいを通し、英語の生活を体験し、また、聖書の言葉を学びます。1年生から6年生まで毎週1時間あります。



中学校への進学

 本校のカリキュラムは、学習の基礎基本を充実させると共に、児童一人ひとりの能力を高めることができるよう、各教科において十分な検討がなされています。
 中学進学に向けて、個人面談や進学相談を通して、それぞれにふさわしい中学校へ進学できるよう指導、助言をしています。
 捜真で育てられた児童は心が豊かですから、人間関係が円満で、社会においてよい働きができる人になると信じています。神を愛し、他者を愛し、自分を愛すること。この教育が実を結び、世界に、そして平和に貢献できる人に成長していくことが私たち捜真小学校の願いです。

<主な進学先 男子>
   関東学院 関東学院六浦 静岡聖光 青山学院 浅野 麻布 栄光学園 桜美林 開成 学習院 
   鎌倉学園 慶応湘南藤沢 慶応中等部 慶応普通部 サレジオ学園 芝 渋谷教育渋谷 秀明 
   湘南学園 逗子開成 聖学院 聖光学院 中央大横浜 筑波大駒場 桐蔭中等 桐蔭男子 
   東京都市大附属 桐光学園 日大 日大三 広尾学園 法政二 宝仙学園 明治学院 明大中野
   山手学院 立教池袋 早稲田


 関東学院中学、関東学院六浦中学、静岡聖光中学は、推薦入学試験の学校推薦指定校となっています。

<主な進学先 女子>
    捜真女学校   優先的に内部進学できます。