異文化体験


1年留学説明会

5月17日(土)、1年留学に関する説明会がチャペルであり、50組を越える生徒・保護者の皆様が集まりました。
留学制度の説明を委員長の森先生がしたあとに、4人のOGが経験談を話してくれました。
・橋本さん(ハンガリー)「相手を受け入れ、共存することの大切さを学んだ。留学とは、悩んで自分と対話をするところから始まる」
・湯面さん(韓国)「1年では終わらない人とのつながりが出来た。アジア人としてのアイデンティティが確立できた」
・山口さん(フランス)「他の留学生との交わりから文化の多様性を身に着けた。自分から行動しようとする姿勢もできた」
・入澤さん(チリ)「留学は富士登山に似ている。だれでも挑戦できる。でも登っているその過程はつらいこともあるだろう。しかし、成就した時の絶景と達成感は何物にも代えがたい」
OGの皆さん、ありがとうございました。

ちなみに、先週、フィリピンから年間留学を終えた生徒が帰国し、現在留学中の生徒は、アメリカ、スウェーデン、カナダ、ドイツ、オランダ、コスタリカ、チリ、アルゼンチン、イギリスに各1名、合計9名。またこの夏からは、フランス、アイルランド、台湾、ボリビアに各1名、アメリカに2名、合計6名旅立ちます。
捜真は、横浜でも留学に最も力を入れている学校のひとつです。







オーストラリア研修の事前学習会~さくらさくら~

8月5日に出発する今年のオーストラリア短期研修には22名の高一が参加します。例年出し物としてソーラン節を踊ってきました。しかし、今年は訪問する姉妹校のストラスコナが90周年記念の大きなコンサートを開き、その貴重な機会に私たちの訪問が重ねっているので、ストラスコナの先生のたってのご希望で日本舞踊を踊ることにしました。「さくら、さくら」を、卒業生で日舞を小さい時から習っている佐藤さんから教わっています。まだ立ったり座ったりお辞儀をしたり、扇子を広げたり閉じたりの練習ですが、浴衣を着て頑張っています。出発まであと2か月。研修生の皆さん、練習頑張ってください!





アメリカ短期研修報告会

4月18日(金)午後4時から千葉ホールでアメリカ短期研修の報告会が行われました。保護者の皆様をお招きし、この夏オーストラリア短期研修に参加する生徒たちも同席して、この3月にどんな研修が行われたのか、参加した生徒たちが模造紙を使って説明をする会です。中1と中2の生徒16名が、2人ずつペアになり、第1日のシアトルから最終日まで、模造紙を見せながらマイクを持って熱心に話してくれました。
捜真には様々な異文化体験のチャンスが用意されています。アメリカ短期研修、オーストラリア短期研修、オーストラリア学期研修、1年留学にカンボジア研修。留学生受け入れもさかんで、9月に毎年メルボルンの学校から約2週間、1月にも3週間受け入れていて、ホストファミリーになるチャンスがあります。





オーストラリア学期研修報告会

4月11日(金)、4時からオーストラリア学期研修の報告会が千葉ホールで行われ、7人の研修参加生徒とその保護者、そしてこの夏にオーストラリア短期研修に参加する生徒が集まりました。1月から3月までの3か月間を過ごした学校やホストファミリーの様子が模造紙を使って紹介され、質疑応答の時間には、活発なやりとりが繰り広げられました。「自分や日本のことを英語で話す機会がたくさんあって新鮮だった。」「現地校の人たちがみんな優しくて親切で嬉しかった。」「勇気を出して、自分から初対面の生徒たちに話しかけてみた。積極性が大事。話しかけるのを恐れていたら、絶対に英語は伸びない。」「とにかくなんでも挑戦してみること!」「おいしい食べ物がたくさんあるからぜひ食べて! 太ることを恐れてはいけない。胃薬は絶対に必要!」「嫌いな食べ物が出てきたときに、I don’t like ---というと言葉がきつい。I don’t care for…と言うとよい」などなど感想や後輩へのアドバイスは尽きることありませんでした。




カンボジア研修出発

3月22日(土)早朝、横浜駅西口から生徒・卒業生26名と引率教員3名(内山、千葉、石井)が成田空港に向けて出発しました。主な訪問地は、ロリュオス遺跡群、アンコールトム、アンコールワット、トゥールスレーン収容所、キリングフィールドが前半。日程の後半は、カンボジアトラスト等の国際協力団体のほか、CCH(児童養護施設)やピートゥヌー小学校で子どもたちと交流を持ちます。29名のスーツケースは、今回も全校生徒・教職員に呼びかけて集めた献品の学用品と楽器でいっぱい。ピートゥヌー小学校に贈呈して参ります。またカンボジア献金として生徒の皆さんからいただいた献金はCCHに寄付してまいります。皆様ご協力ありがとうございました。帰国は、28日(金)早朝、羽田空港の予定です。





アメリカ短期研修出発

約4か月間準備を重ねてきたアメリカ短期研修に、午前10時、中1・中2の生徒有志16名が引率教員2名と一緒に、アメリカのシアトルとオレゴンに向けて、学校を出発しました。10日間の研修ではホームステイをしながら教会の人たちの助けを借りて英会話を学んだり様々な楽しく意義深いアクティビティーに参加します。




アメリカ短期研修

[基本コンセプト]
 捜真生なら、学年に関係なくだれでも参加できる異文化体験プログラムです。春休みの10日間、オレゴンでクリスチャンの家庭にホームステイをします。
 日野綾子前学院長が、古きよきアメリカのクリスチャンホームを捜真の生徒に体験させたい、という強い願いを形にした研修です。
捜真の沿革に深く関わってきたアメリカのクリスチャンたちが、現在どのような信仰生活を送り、地域コミュニティーでどんな社会活動をしているかを学ぶのも、この研修の目的です。また、日系人たちがどのような歴史を経て、現代社会に貢献しているのかを学ぶ機会もあります。

[どのように行われているか] 
 約4ヶ月間の事前学習会を経て、春休みに10日間、アメリカ合衆国オレゴン州ラファイエットにあるラファイエットコミュニティー教会を拠点にして、クリスチャンホームにホームステイをします。参加者は年によって異なりますが、15人から30人ぐらいです。英会話の授業ではクリスマスやイースターなど、アメリカ合衆国の行事を共に体験したり、フィールド・トリップでは、教会がサポートしている老人ホームやリーダー養成施設などを訪問します。異文化体験を通してこれからの英語や平和の勉強に拍車をかけてほしいと願っています。


オーストラリア短期研修
[基本コンセプト]
  夏休みに3週間メルボルンにある姉妹校ストラスコナ校に通い、同校の生徒といっしょに授業に参加したり、準備をしてきた日本文化紹介を行ったりする学校体験プログラムです。ストラスコナ校は捜真と同じキリスト教バプテスト系の女子校です。
 オーストラリア短期研修は高校生を対象とし、生徒はホームステイをしながら現地での高校生活を体験します。多文化社会であるオーストラリアで、真の地球市民になる第一歩を踏み出す機会と言えるでしょう。

[どのように行われているか]
 参加者は30人程度です。4月から7月まで、約3ヶ月間、事前学習会が持たれており、オーストラリアの地理や歴史、固有の生物についての講義を受けたり、英会話の練習をします。しかし、最も特徴的なのは、日本文化紹介のために、4班に分かれて50分の授業の準備をすることです。茶道、書道、折り紙、着付けのグループが、どのようなプレゼンテーションをしたら最も効果的に日本文化を伝えられるか様々な検討を重ねます。
 現地では、主に中学生の授業に参加します。体育や美術などの実技系はもちろん、生物、化学、英語、調理、地理などの授業も体験します。準備したプレゼンテーションを中学生や小学生にほとんど毎日行うこともします。遠足では、牧場で羊の毛刈りを見学したり、市内の主要な観光施設を訪問したり、金鉱跡を社会見学したりします。カンガルーの餌付けは生徒たちに人気のあるプログラムです。
 ストラスコナの生徒宅にホームステイをして、生徒と一緒に登下校をします。3週間で毎日英語に慣れ親しみ、学校の英語の授業ができてもできなくても、外国語を話す楽しさを感じることができます。同年代の生徒と毎日話ができるからでしょう。


オーストラリア学期研修
[基本コンセプト]
 オーストラリア短期研修は「1年間の留学は長いけれども、3週間の短期研修では物足りない」生徒のために2004年から始まりました。日本の3学期、1月から3か月をオーストラリアでホームステイをして現地の学校に通学するプログラムです。異文化体験だけでなく、英語力を高めることを目的にしており、対象は高1と高2です。

[どのように行われているか]
 参加者は2名から6名の間を推移してきました。10月、中間試験後から約1カ月半にわたり、集中的に事前学習を行います。英語力アップを大きな目標としているため、英会話学習だけでなく、エッセイライティングなど、オーストラリアの高校で困らないような知識も学習します。
 オーストラリア到着後、最初の3週間は、ゴールドコーストにある語学学校に通います。この語学学校では「高校入学準備コース」に所属しますが、各国からの留学生と一緒に学び、友達を作れることが魅力のひとつです。
 1月下旬に、南半球の「空気」に慣れたころ、1、2名ずつ、シドニー・メルボルンの姉妹校・提携校である私立の女子校に分かれ、9年生または10年生に入り、現地の1学期を4月まで過ごします。普通クラスに所属するので、留学生だからといって特別扱いはされません。山のような宿題に苦戦しながら、徐々にしかし確実に英語力を高めていきます。
 捜真へは毎週英語でどんな生活をしているのかレポートをします。また、捜真からも、担当の教員が毎週手紙を書き、前向きな気持ちを維持できるように心がけています。2月には、教員が各学校を訪問し、生徒の様子を直接見て現地で指導します。


年間留学(派遣)
[基本コンセプト]
 年間留学は捜真独自のプログラムではなく、AFS、YFU、ロータリークラブなどの交換留学で、生徒を世界の国々に派遣しています。
 毎年、5〜10名の高校生が世界各国で1年を過ごします。非英語圏のヨーロッパやアジア、中南米の国々を留学先に選ぶ生徒が多いのも、さまざまな価値観を求める捜真生ならではの特徴です。留学を希望する生徒に対しては、時間をかけてカウンセリングを行い、ひとりひとりに最も適したプログラムを提示しています。
 以下の国々に派遣実績があります。
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、ドイツ、ベルギー、イタリア、スイス、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウエー、フランス、マレーシア、タイ、台湾、コスタリカ、チリ、ブラジル、メキシコ

[どのように行われているか]
 留学を希望する生徒に対しては、時間をかけてカウンセリングし、最も適した留学方法を提示するように教員どうしで協力しています。本校の研修プログラムに参加した生徒が、より要求度の高い年間留学を希望する傾向が多いですが、「自分を変えたい」と1年海外に出る生徒がいたり、具体的な目的を持って特定の国を選択することもあります。国際関係や語学系の進路に進む生徒が多いです。
 年間留学は人生を変えます。第二の故郷ができます。世界中に友達ができます。第二、第三の言語が自由に話せるようになります。同じ志を持った日本全国、世界各国からの留学生との出会いや、高校生留学が世界平和に貢献することを信じる崇高な精神を持ったボランティアさんたちとの出会いも年間留学の大きな部分を占めます。


留学生の受け入れ
[基本コンセプト]
 捜真では、異文化理解を日常的に深めるため、海外からの留学生を積極的に受け入れています。毎年、AFS、YFU、ロータリークラブなどの年間留学生を受け入れるほか、オーストラリアの4つの姉妹校から3週間の受け入れやグループによる研修旅行の受け入れも行っています。
 留学生を受け入れることは異文化体験を「私たちのクラスで」「わたしの家」で行うことです。捜真は異文化を身近で体験できる学校です。

[どのように行われているか]
 留学生の受け入れは、1年間、2、3週間の短期、そしてオーストラリアからの短期研修(1、2週間)の3種類があります。原則として高等学部1、2年生の家庭で受け入れを行っています。
 1年間の受け入れは、AFS、YFUの依頼により毎年実施しています。ロータリーからも依頼があれば原則として実施しています。英語圏(アメリカ、オーストラリア)からの短期受け入れがあること、派遣が英語圏のアメリカ、オーストラリアが行き先なので、非英語圏から来る留学生をとくにお願いして、捜真生に、英語圏以外に世界があることを実感してもらいたいと願っています。ドイツ、フランス、マレーシア、タイ、スリランカ、韓国、フィンランド、ハンガリー、ノルウェー、ブラジル、エクアドルなどからの留学生をお預かりしてきました。
 短期受け入れは、YFU等を通しての依頼によるものが6月や2月にありますが、オーストラリアの姉妹校からのプログラムへの協力にも力を入れています。約10名程度の受け入れを毎年行っています。これは本校生徒宅がホストファミリーになります。短期研修等で自分がホームステイした生徒が、恩返しの気持ちでホストファミリーを引き受けるケースが多いです。
 研修旅行の受け入れとは、姉妹校の日本語クラスが実施する語学研修への協力です。毎年9月に約20名が1週間ほど横浜に滞在します。その間、捜真で異文化体験をするのです。これも本校生徒宅がホストファミリーとなります。


カンボジア研修旅行
[基本コンセプト]
 内戦から立ち直りつつあるカンボジアを訪れ、世界遺産アンコールワットも見学します。
 共練会から始まった援助プログラムで建設した小学校を訪ねて、校内で集めた文房具や楽器を届け、子どもたちと交流します。また、孤児院の子供たちに、全校生徒から集めた献金を届けます。

[どのように行われているか]
 高校生以上の20人前後の参加者が春休みの7日間、カンボジアを訪問しています。約3か月の事前準備ではカンボジアについて学び、現地の子どもたちとの交流会の準備やピートゥヌー小学校に贈る文房具や楽器を全校から集めて整理するなどの活動を通して、カンボジアへの思いを高めていきます。現地を訪れた生徒たちは、カンボジアの大地に立ち、空気を吸い、ときにカンボジアの歴史に押しつぶされそうになり、街の喧騒に圧倒され、子どもたちとじかに接し、心を通わせ、カンボジアに魅了されていきます。この多くの経験が生徒たちを成長させることは言うまでもありません。カンボジアと捜真の関わりをつくった先輩たちの思いは、今日も後輩たちに受け継がれています。


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